第六回  教養論文(論文テストetc)

 人によっては、一番対策のしにくい科目かもしれません。都庁・特別区志望の方はしっかりと対策を取りましょう。この2つの採用試験では、かなりの比率で論文が重視されています。また、最近では政令指定都市や都市圏に近い県庁などでも論文重視の傾向が強まっているそうです。
 ここでは、本だけを紹介するのでは無く、管理人がどうやって論文を攻略したかについて書いていきたいと思います。ちなみに、私は模試で論文3位になったことがあります。少しは信頼できると思います・・・w。


・知識の絶対量を増やす

 
 あなたはニュース・新聞を読んでいますか?今、何が問題になっているのか知っていますか?知識が無ければ、説得力のある論文は書けません。知識があれば、「実際このような統計、情勢があるから、こういう対策を行政はしなくてはいけないだろう。」・・・このような文章が書けるわけです。「こうした対策を取った方が良い。」なんて誰でも言えるじゃないですか。単なる理想論です。でも、そこに統計などのデータが加わることによって、現実味が増し、説得力が付くのです。ここで差がつきます。

 では、どうやって知識を身につけるのか。・・・・・と、その前に!回りくどくて申し訳ありませんが、第一に、あなたが少しでも世の中の出来事に関心を持たなくてはなりません。全く興味の無いのに知識を詰め込んでも仕方ありません。興味の無い方は、社会問題を取り扱うバラエティ番組を観てみることがお薦めです。最近、こういう類の番組が増えていますので、こまめにチェックしてみましょう。そうすると、そのうち自然に興味が少しずつ出てくることでしょう。
 そうなったら、今度は興味のある分野だけを新聞やニュースなどでチェックしてみましょう。特に新聞はとても詳細に書かれているので知識がより一層深まるでしょう。ハイ、これで新聞やニュースに触れる習慣がつきましたね!
 習慣がついたら、時間に余裕があるときは他の記事も見てみましょう。これが出来るようになったら、あなたも立派なインテリw。

 そうしてようやく、知識補充のための書籍に手を出して下さい。どうですか?すごく読みやすいでしょう。習慣で得た知識と書籍の内容とが、ところどころで有機的にリンクしていることに気がつきませんか?ここで知識がより確実なものとなります

 そして、最後に。最初のうちは結構ですが、新聞・ニュース・書籍を読んでいる、観ているときは、ただ呆然と読んでいてはいけません。「この問題に対して、行政側はどのような対策を採ればよいのだろうか。民間側はどのように行動するのだろうか。それに対して行政はどのように対処すればよいのだろうか。」などと、自問自答してみましょう。そして、良案が浮かんだら、ノートかパソコンか何かに書き留めておく。こうやってあなたオリジナルの政策が積み重なっていくはずです。ここでも差がつきます。ただ、実現不可能なものはいけませんよw。そこらへんの判断は、あなた自らが培ってきた知識で判断して下さい。


・論文の書き方